北海道産地直送のおいしいカニの選び方
なんといってもカニは高級食材なので、たまに食べるもの。せっかくの機会、失敗無く美味しいカニを選ばないと後悔しますよね。
一般には活ガニ(加工されてない状態)が一番美味しいとされていますが、産地以外では長時間おがくずの中で運ばれて、疲れきってしまったカニよりは浜ゆでされているものの方が美味しい場合がほとんどです。活カニとボイルしたカニの違いを説明しましょう。
※まず活カニは生きていて、茶褐色をしてます。一方ボイルしたカニは鮮やかな赤色になります。
※どうしても見分けがつかない時は、カニ脚の先端部分を折って、身の状態を見てみましょう。半透明なら活、白色ならボイルです。
※手にとれる場合はカニの足の付け根を押してみて下さい。へこまないのが身がつまっている証拠です。
※甲羅を押して硬いものも身が詰まっていることが多いそうです。
※腹側の色を見て、白すぎるとスカスカしています。
茶色っぽい方が身が詰まっていると言われています。
※ズワイガニの甲羅に黒い粒が付いたものがありますが、これはカニビルの卵でカニの甲羅を産卵場所にしたものです。この粒はカニの品質には全く問題がなく、脱皮してからの時間が長くて元気なカニにつくそうですので、このような黒い粒がついたカニは身が詰まっていて美味しい物が多い言われています。
なぜならそれらは堅い物に付着する生物であり、粒の付いたカニは、脱皮から時間が経った硬いカニだという証拠でもあります。
見た目はともかく、付着物が多いカニの方が美味しいというわけです。
◆カニの大きさにも注意
大き過ぎず、小さくもない中間ぐらいの大きさがおすすめです。
人間で言えば20代からから40代くらいのカニが一番美味しいんですね。
大きさがウリのカニを売っているかに通販会社もあるけれど、あまりに大きなカニは大味だから注意しましょう。
【北海道産地直送のおいしいカニの選び方】
ネット通販で売られているカニの選び方をまとめてみました。
カニにも寿命があって、タラバガニで約30年、毛ガニで約15年、ズワイガニで約20年、とけっこう長生きな生き物なんですね。
カニは一生の中で何回も脱皮を繰り返して大きくなります。
脱皮間もないカニは殻が柔らかくて身もスカスカで美味しくありません。
柔らかい状態のカニを「若ガニ」と言います。
時々ネットでも、このようなカニを「激安」と銘打って売りさばいていることがあるので、注意が必要です。大きく成長したカニでも、やはり脱皮後は同様です。
※脱皮から時が経って身が詰まったズッシリ重いカニは「堅ガニ」と呼ばれ、この時がとても美味しいのです。指で殻を押せば、柔らかいか堅いかは、すぐに判断できます。
カニは一生の内でこの「若ガニ」と「堅ガニ」を繰り返して成長しています。
身詰まりの良い「堅がに」だけを厳選している良心的な通販会社を選ぶのが、美味しいカニにめぐり合う近道です。
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